ニューものづくり工場が業界を盛り上げる! TASKO
舞台制作、機械制作、デザインマネジメント、テクニカルディレクション、、、
様々な領域に活躍の場を広げているTASKOさん。
今回は武蔵小山ファクトリーへお邪魔し、工場長の木村さんにお話を伺いました。
まずTASKOさんとは、
ステージ関連の装置や、
楽器を演奏するロボット、
真実の愛がないと外れないブラジャーのホックなど、
ユニークなものづくりをされている企業です。
その技術力を生かし、多岐に渡った領域で活躍されています。
アイデアはどうやって生まれるのか?
工場長木村さんは常日頃、仕事とは直接関係のない自由研究にも取り組んでいるそうです。
その自由研究から新しい製作のヒントを得て、それが仕事にもつながっていく。
常に頭の中にいろんなアイデアがぐるぐると回っていて、
頭の中のぐるぐるが大きくなって耐えられなくなったら出す(製作する)そうです。
斬新なものは日々の試行錯誤の積み重ねから生まれるのですね。
自分たちの取り組みを見せ、若い人に職としてのものづくりを
簡単にものが作れる3Dプリンターなど技術の進歩を背景とした
昨今の世界的なメイカーブームについてお話しする中で、
「ものづくりは、面倒臭くて泥臭い地道な作業がその中心。だから多くの人が『簡単なこと』に慣れてしまうと、一過性のブームになりかねない。
TASKOとしては、様々な技術力を背景にいろんなことに挑戦し、ものづくり業界全体を盛り上げたい。また、ものづくりを仕事として成り立たせている姿を見せることで、若い人たちがものづくりを職業として目指すきっかけになりたい。」
とおっしゃっておられました。
今、若い世代でものづくりを職にする人の数は減少傾向にあるそうです。
ものづくりの裾野を広げるという意味でメイカーブームは大きな力になりますが、
職業としてものを生み出すためには、ものづくりの泥臭い側面も大切にすること、
また社会的に、仕事として成立させるということが重要なのだと感じました。
2/6 OKSAT@恵比寿リキッドルーム開催!!
そんなTASKOさんが今、新年会イベント「OKSAT」を企画し、
kibidangoさんにてファンドを募っています。
工場長木村さん×明和電機土佐さんのトークセッションや
製作されたMMIによるバンド演奏など目玉企画がいっぱいです。
詳細→社員総出の新年会をリキッドルームで開催したい!業界騒然のニューものづくり工場「株式会社TASKO」が企画「OKSAT」!
OKSAT、、楽しみでしょうがありません、、、!!!
今後の活動も一瞬たりとも目が離せないなーと、ドキドキが止まらない取材でした。
木村さん、貴重なお話ありがとうございました!
(text、photo:市岡)
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