野遊びを通してユーザーとスタッフがひとつに! スノーピーク
新潟県三条市の丘陵地帯、小高い丘にその場所はありました。
憧れのスノーピーク本社工場“SnowPeak Headquarters”です。
本社工場の横には、広大な5万坪のキャンプフィールドを併設。
手ぶらで訪れてもOKというので
本社工場の訪問を兼ねてキャンプをしてきました!
スノーピークは、1958年に山井商店という名前で金物問屋を創業しました。
初代社長 山井幸雄さんが登山をする上でのこだわりを道具に込めて、
商品開発をはじめたのが起源。
以降、オートキャンプなどの自然志向の新しいライフスタイルを
生み出しつづけている会社です。
本社工場の横に拡がる5万坪のキャンプ場を見渡しながら、
テントを張る場所を選びます。
平日に行ったので選びたい放題!
見晴らしのよい丘の上をキャンプ地としました。
この日は至れり尽くせりの“手ぶらでキャンプ”というプランで申し込み。
道具を一切持たずに豪華キャンプが出来る贅沢。
大きなシェルター型テントをスタッフの方と一緒に立てました!
好きなテントを選んだら、スノーピーク印のかわいい軽トラに
キャンプ道具を一式積んでフィールド内を爆走。
先ほど選んだ設営地でテントを荷解き、
広げると、これまで見たどのテントよりも大きくてびっくり!
アウトドア経験の浅いおっちゃんも、
スタッフの方に教えてもらいながらテントを立てていきます。
ペグを叩くハンマーの音も次第に軽快に。
飛び出す絵本のように
ワンアクションで開くテーブルを閉じたり開けたりしてよろこぶおっちゃんたち。
日が暮れる前に設営完了!
テントが張れて一安心したので、
本社に併設されているショップに足を運んで見学タイム。
設営した後にお店に行くと、あれも欲しい、これも欲しいと思ってしまうので恐ろしい!
あれこれしているうちに周りはまっくら。
テントの設営をお手伝いいただいたスタッフの方が
「仕事終わりに、自分たちもキャンプをするので
テントに遊びにきてください」とおっしゃっていたので
さっそくお言葉に甘えることに。
SnowPeak Headquartersの自由な風土は、
現スノーピーク社長山井太氏の著書「スノーピーク「好きなことだけ!」を仕事にする経営」で
読んでいましたが、
社員の方々が、仕事終わりにキャンプに来て、
そのまま翌日に出社するというのを目の当たりにできるとは思っていませんでした。
(社長の山井太さんは、年間60泊もキャンプに出掛けるそうです。)
年齢も役職も関係なく、火を囲みながら、
在りし日のスノーピークについて語る年配の方と若い社員の方々の話を
部外者の僕たちが一緒にお酒を呑みながら聞く、という
不思議な空間がなぜあれほど心地よかったのか。
これもキャンプの魔力のひとつでしょうか。
この日のしゃかいか!メンバーと同じように、
一般のお客さまとスタッフが同じ焚き火を囲むのも珍しくないとか!
実際にユーザーとスタッフが語り合うことで
他にない商品やサービスがたくさん生まれてきたそうです。
そして、やっぱり達人たちのキャンプは段違い!
焚き火台を囲んで、旬の秋刀魚や、焼き鳥、チーズフォンデュを堪能しました。
いろいろごちそうになって、テントに戻り寝袋に入ると
テントマットと寝袋の心地よさに衝撃を受け、すぐに寝付く。。zzz
この日は夜からあいにくの雨でしたが不快感がなく、
ぐっすり寝れたことにびっくりしました。
翌日は朝から本社工場を見学。
30人くらいの方々が働かれる仕切りのない執務室「クリエイティブルーム」や、
看板商品である“焚火台”の製造工場(整理整頓が行き届いていて驚き!)、
アフターサービスが行われている工房を案内していただきました。
スノーピークの商品はすべての商品が保証され
交換や修理が行われるそうで、この日もテントやテーブルなどが
工房に運び込まれ、職人さんたちによって丁寧に修理されていました。
クリエイティブルームや工場は写真撮影が出来なかったのですが、
職人さんたちが商品を修理する姿はとても格好良かったです。
設営するのを手伝ってくださったスタッフの中島さん、
押しかけたにもかかわらず、あたたかくテントに迎え入れ、
いろいろなお話を聞かせてくださったスノーピークの方々ありがとうございました!
キャンプで火を囲んでいろんな人を話をすることの幸せを
再確認できた2日間でした!
【詳細情報】
株式会社スノーピーク
電話番号 0256-46-5858
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住所:新潟県三条市中野原456
URL:http://www.snowpeak.co.jp/
Facebookページ:https://www.facebook.com/SnowPeakJapan
(text:加藤、photo:市岡)
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