蔵人の心意気と利き酒で灘の酒にどっぷり 白鶴酒造資料館

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赤いパッケージに筆書きの白い「まる」で有名な白鶴酒造。
神戸の東灘区に大正初期に建造され、
昭和44年まで稼働していた本店1号蔵を酒造資料館として公開。
今や世界から大注目の「Japanese sake」
日本の伝統を生み出す建物を前に、
TVコマーシャルでお馴染みの「まる」のポーズで撮影。
いざ、歴史が今に生きる蔵へ。

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灘の男酒づくり!昔ながらの酒蔵とイケメン蔵人でたっぷり堪能
黒褐色にくすんだ支柱、
お酒の香り漂う重みある館内に足を踏み入れるとまず目に入るのは、
筋肉質の男たち。
人形が、貯蔵用の大きな桶を2階へ移動させるため綱を引いています。
当時の力仕事を人形が再現。
リアルなイケメン人形は、社員の方をモデルにしているそう。

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大きな釜から蒸した米を取り出す鉢巻き姿の人形。
沸騰した釜の蒸気が昇るようになっており、
摂氏100度で蒸米に挑む、蔵人の日本酒づくりへの情熱を垣間見れます。
資料館では、当時の日本酒づくりの工程や昔の道具を案内人が解説、
灘で酒造りが盛んな理由や蔵人しか知らない日本酒ネタも知れて、
杜氏、蔵人の心意気に触れたような気分になれました。

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ここが肝心!味の良し悪しを決めるサウナ空間での麹づくり
杜氏の麹を見守る真剣な眼差し。
断熱材で覆われた麹室(こうじむろ)は、天井が低く、
温度は常に30度以上に調整されるようになっています。
麹菌が、35度から40度かつ湿度が高い環境で生育するため、
まるでサウナという空間で2時間ごとに丸2日、麹を混ぜ続けます。
いかに日本酒づくりが大変か、人形の目を見れば一目瞭然です。

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サウナの次が大きな滑車。
この滑車は、館内入り口に設置されていた大きな桶を移動させていた2階部分の光景。
3人でよく運べたものです。

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完成までの工程を解説頂いている間も韓国語や中国語の声が。
アジアからのお客様も沢山来られているよう。

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酒づくり唄が聞こえる蔵で心意気に触れる45分
日本酒づくりの全工程を学び終え、
杜氏の心意気に触れた後は多目的ホールへ。
珍しい左ハンドルの三菱製消防車や
蔵に残されていた酒器やピクニック道具など貴重な品が並んでいます。
また映写ホールを完備しており、白鶴酒造の歴史をワイドスクリーンで観ることも。

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パネルの氷川きよしさんとあの決めポーズを!
「えんやーま~る~、えんやま~る 、美味しいま~る、 えんやま~る、みんなまる」
氷川きよしさんの威勢の良い声が聴こえてくるエリアへ来ると、
大きく広げられた赤い「まる」をバックに撮影ができます。
氷川きよしさんのパネルと一緒に赤い法被に
白鶴の目玉商品「まる」の紙パックを持って、なりきり撮影にレッツトライ!

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資料館でしか味わえない原酒の利き酒が無料
搾りたての生原酒を含め、他6種類ほどのお酒を堪能できます。
喉ごしよくスッキリと洗練された味に興奮も最頂点になります!
試飲したお酒は、隣の売店で購入できるので、ついつい買ってしまいます。
お酒の他にお菓子、酒粕カレー、漬物などお土産に喜ばれる品も充実!

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絶品!酒蔵甘酒ソフトに大吟醸をかけて
神戸で有名なパティスリーの原料と白鶴の甘酒を使用し、
すっきりとした風味が口の中に広がるソフトクリーム。
そのままでも美味しさ100点満点のソフトクリームに
大吟醸をかけるという贅沢の極み!
こんなに美味しいソフトがこの世にあったのかと感激すること間違いなし。

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今回ご案内して頂きました白鶴酒造資料館の佐藤朗館長と広報室の山内隆寛さんです。
山内さんのおすすめのお酒は「特撰 白鶴 飛翔(ひしょう)」だそうです。
今回は楽しい酒蔵見学をありがとうございました!

【詳細情報】

開館時間:9時30分〜16時30分(入館は16時まで。団体は予約制)

電話番号:078-822-8907
料金:無料
休館日:年末年始、お盆
(設備のメンテナンス等のため臨時休館有。お越しの際は事前にお電話にてご確認ください)
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住所:神戸市東灘区住吉南町4丁目5番5号
交通:阪急「御影」駅下車で約10分、JR「住吉」駅下車徒歩約15分、阪神「住吉」駅下車徒歩約5分
パーキング:有、大型バス利用可
MAP:http://www.hakutsuru.co.jp/community/common/map_shiryo.shtml
URL:http://www.hakutsuru.co.jp/community/shiryo/index.shtml

(text:坂田、photo:市岡)

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