【大阪】プロの設備と技術を学べるオープンな版画工房を存続させるためクラウドファウンディングによる支援が開始されています。
大阪で唯一のプロの設備と技術が学べるオープンな版画工房“今泉版画工房”。経営者でプリンター(摺り師)でもある今泉さんが体調を崩されてしばらく入院されることになり、工房を継続していくのが難しい状況にあるそうです。
今泉版画工房は、シルクスクリーン版画、銅版画、ジクレー版画が制作可能な設備が用意され、アーティストとプリンターがチームとなって作品を制作したり、アーティスト自身が今泉さんの指導のもと、自らがプリンターとなり作品が制作出来る、他に類をみない場所。
個人ではなかなか用意することが出来ないプロの版画設備には、例えば、シルクスクリーン版画の製版をする為の焼き枠(コンタクトフレーム)。性能がよく、1650×1370m/mサイズまで製版可能なので大きな作品を創ることが出来ます。また、スベチア社(スウェーデン)製 ヴァキューム スクリーンプリント機は刷り台の面積が1300×1000 m/mで、大きく、版を固定する機能にも優れ、プロの目線で選ばれた機材です。銅版画のプレス機もしかり。こういった数々の機材は、大きさもあり、1台数百万円の値段がつく高価なものばかりです。
まだまだ使える貴重な設備や道具を残すことはもちろん、モノ創りの場所を存続させたい、新しい可能性を創りだし発信できる場所として展開したい!とmocchi mocchi(モッチ モッチ)というユニットでシルク版画の作品などを制作されている望月佐知子さんとアーティストの方々がクラウドファウンディングを開始されました。
貴重な版画の設備、道具など破棄しないために、版画工房の設備、道具を存続させ、活かすため、経済的にも継続経営可能な新たな場所を設け、今泉さんが元気に復活された際には、プロの技術、知識、ノウハウを伝授して頂くための場所として、工房を継続したいという思いと願いを込めてプロジェクトが開始されています。
くわしくはREADYFOR?の支援ページをご覧ください。
プロジェクト名 | プロの設備と技術が学べるOPENな版画工房を存続し活かしたい |
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Webサイト | READYFOR? 支援ページ |
起案者 | mocchi mocchi(モッチ モッチ) 望月佐知子 |
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