【東京/岐阜】ひのき精油をつかった化粧品開発で「加子母ひのき」のブランド化を目指すクラウドファンディングが実施されています！

岐阜県中津川市の加子母（かしも）地域では「加子母ひのき」と呼ばれる優良木材が生産されています。 美しいピンクに色がかり、香り高く、均一な木目が特徴。

江戸時代には尾張藩領地、明治には皇室の御料林として管理され、 現在も伊勢神宮の式年遷宮で使用される最高品質の木材。

しかし、時代の流れの中で安価な木材需要が高まり、それは、国内の林業で働く人々の生活にも大きな影響を及ぼしています。

そんな状況の中、日本が誇る木材である加子母ひのきを後世に残していくために何かできないかという思いから、 加子母ひのきの精油を使った化粧品開発のクラウドファンディング への挑戦が始まりました！

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今回クラウドファンディングに挑戦するのは、東京・浅草で香り雑貨や化粧品の企画・販売といったフレグランス事業を展開する株式会社キャライノベイト。

日本の伝統文化を新しい形で現代に受け継いでいくことを思いの軸にしながら、日本製にこだわったものづくりを行なっています。

キャライノベイトの数ある事業の中でも、特に力を入れて拡大を続けているプロジェクトが「WANOWA」。

WANOWAは「和の環」。 日本で生まれた「和」が、人々の気持ちを繋ぐ「環」となり、日本と世界を繋げる「環」となれば良い。 そんな想いを持って、地域の農産物を使用した新しい商品づくりに取り組んでいるそう。

四季に富んだ日本には、全国各地に様々な地域産業が根付き、 地域独自の伝統文化は現代まで受け継がれています。 しかし時代の流れとともに様々な問題を抱えているのも事実。 WANOWAは日本の地域産業に目を向け、少しでも伝統を未来へと受け継いでいくお手伝いができればという想いから2016年から始動しました。

そんな「WANOWA」プロジェクトの一環として開発されようとしているのが、産地直送の加子母ひのきのフレッシュな精油を使ったボディケア商品です。

香りはひのき精油のみを使用し、処方も天然由来成分のナチュラル処方。青々しいひのきの葉と、ひのき風呂を思わせる枝の香りが混ざり合い、森林浴をしているかのようなリラックスできる香りに仕上がっているそうです。

加子母ひのきを使った商品を実現可能にするにあたり大きな後押しをしてくれた加子母森林組合のみなさん。    

加子母ひのきをブランド化することで、経済的にも環境的にも、健全な循環を取り戻さなくてはいけません。

加子母ひのきの木材としての素晴らしさ、歴史的建築物を支え続ける伝統的な背景、ひのきの中でも特出したその香り。

日本が誇る素晴らしい木材を次代へと受け継ごうとする今回の挑戦。ぜひ一度ご覧ください。