【兵庫】尼崎のものづくりの力を結集して、尼崎城のプラモデル化をめざすクラウドファンディング が実施されています!
城には城のプラモデルが要る!
姫路城には姫路城の、松本城では松本城のプラモデルが発売され、観光地の土産物屋や専門店の城コーナーに商品が並んでいます。しかし400年ぶりに尼崎城ができるのにもかかわらず、尼崎城のプラモデルができる気配はありません。それならば、自分たちで企画してみようと始まったのが、今回のプロジェクトです。
https://faavo.jp/kobe/project/3125
現在はCAD/CAMの普及により、従前より実現の道が近くなったこと、そして何より、プラモデルづくりに必要な技術を持つ企業が、尼崎にはあります。
城郭プラモの商品開発費は1500万円
とはいえ、市場価格2,000円~3,000円程度の 城郭プラモデルをつくるには、相応の部品点数と、それを量産するための金型が必要。そこにかかる費用は、設計費と金型製造費で約1500万円という途方も無い金額だったそう。
そこで今回は、最初のステップとして【小さいプラモデル=シャチホコ】がつくられます。
このシャチホコ製造を、市内の事業所が工程を分業するテストケースとして、商品開発のノウハウを蓄積するとともに、完成までのプロセスを発信、完成品はプロジェクトの広報ツールとして活用されます。
プロジェクトチームでは、最終的には売価2,000円程度のプラモデルの商品化をめざしており、今回の企画をステップに第2弾(石垣部分の製造)、第3弾(天守閣の製造とパッケージ化)につなげていくとのこと。
尼崎の町工場の多くは、それ単体で商品をつくっているわけではありません。例えば大型船や電車の車両、自動車の部品などをつくる大手メーカーを支える、下請け企業がほとんどという状況の中、日頃は厳しい納期やコストにもめげずにものづくりに取り組む市内の企業の力を合わせて、「これぞメイドインアマガサキ」と呼べる製品をつくります。
部品設計と精密切削技術による金型の制作、樹脂の射出成型による量産、パッケージや組み立て説明図のデザインなど、ものづくりのまち・尼崎市内の事業所が連携して工程を分担し、新しい尼崎のおみやげを生み出そうという今回のプロジェクト。
つくる過程を存分に楽しめる、見ていて飽きないプロジェクトになりそうです!
プロジェクト名 | 尼崎のものづくりのチカラで、尼崎城のプラモデルを作りたい! |
---|---|
WEBサイト | FAAVO支援ページ |
関連するキーワード