【栃木】生産者のこだわりを活かした個性溢れるクラフトバターを届けるクラウドファンディング が実施されています!
「個性のあるバター」
バターに個性?バターはバターじゃないの?
もしかしたら、そう思っている人が多いかもしれません。
でも、バターはとてもシンプルな製法でつくられており、季節や飼育方法によって「個性」がもっとも出るのだそう。
これまで、小さな牧場では作ることが難しかった個性のあるバターをたくさんの人に届けるために、栃木県那須町で森林ノ牧場という牧場を営む山川将弘さんがプロジェクトを立ち上げました!
現在、山川さんは、小ロットでのバター作り「クラフトバター」の製造を進めており、このプロジェクトでは、「バターチャーン」というバターを作る機械を購入し、森林ノ牧場がさまざまな生産者さんの個性溢れるクラフトバターを委託製造する環境を整えます。
現在使用している試作機では、バターの元となる粗バターをつくる「チャーニング」と、粗バターから水分を抜き、滑らかにする「ワーキング」の2つの工程が必要なため大変手間がかかり、2日で10kg作るのがやっと。
そこで今回、この工程が一緒にできる新たなバターチャーンを購入したいと山川さんは考えています。これを導入することで、これまで2日間で10kgしか製造できなかったバターが、1日20kg製造できるようになります。
また、より衛生的、かつ品質も安定したバターを製造できるようになるそうです。
バターづくりにかける思い。「生産者として当たり前の『美味しい』という言葉を酪農家に感じてもらいたいから。」
多くの酪農家の場合、搾乳した生乳は組合へ出荷してしまうそう。
そのため、出荷した段階で他の酪農家の生乳と一緒になり、しかも集められた生乳は色んなメーカーが購入していくので、どの製品になるのかも分からない、自分の生乳からできた製品を口にすることができないのです。
この仕組みは、生乳の安定供給のために大事な仕組みですが、やはり自分の搾った生乳からできる製品を食べることができないのは寂しいこと。
また、この仕組みの中ではすぐに他の酪農家の生乳と混ざってしまうため、飼料や飼育方法などのこだわりは製品に反映されず、また、酪農家から組合への生乳の販売価格は一定なので、こだわりが酪農家の収入に反映されることもありません。
プロジェクトオーナーの山川さん
「森林ノ牧場のように生産から加工・販売まで一貫で行う6次産業化では、そのこだわりをお客様に直接伝えられます。
6次産業化は国をあげて促進されてますが、毎日の搾乳があり、仔牛の世話、糞の処理、牧草の管理などもある中で加工に手をかける余裕もなく、普及していないのが現状です。
だからこそ、このプロジェクトを通して、生産者が手軽に消費者とつながる機会をつくりたい。自分の生乳からできたバターを「美味しい」と言ってもらえることがどんなに嬉しいことか、まずはそこから始まればいいと思っています。
そして、一人でも多くの人が6次産業化にチャレンジするきっかけとなれば、そんな仲間を増やすことができれば、日本の乳製品はもっとバリエーションが増え、酪農の未来に繋がっていくと考えています。
おいしいクラフトバターで、生産者、消費者ともにハッピーになれる取り組みに、みなさまの応援・ご支援をお願いします!」
プロジェクト名 | 酪農家の個性が生きる。おいしいクラフトバターを届けたい! |
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