【滋賀/兵庫】日本遺産「旅する 、千年 、六古窯」による巡回展『旅する、千年、六古窯 -火と人、土と人、水と人が出会った風景-』展が開催されます!

古来の陶磁器窯のうち、中世から現在まで生産が続く代表的な6つの産地(越前・瀬戸・常滑・信楽・丹波・備前)の総称である「日本六古窯」。

2017年春に日本遺産に認定されたのを契機に、各産地で長きに渡り育まれた技術・文化を見つめ直し、六古窯の魅力を掘り下げ続けています。

Photo by 加藤晋平

各産地では、2018年春から、"やきもの”を通して人間としての根源的な営み、人と自然との関わり、ものづくりの根源を再考する取り組み『旅する、千年、六古窯』と題した活動をスタートさせています。

その活動の一環として、2018年12月から2019年1月にかけ、初の企画展『旅する、千年、六古窯 -火と人、土と人、水と人が出会った風景-』を開催いたします。

Photo by 加藤晋平

今回の展示では、会場となる信楽・丹波のやきものにスポットをあて、中世から現代までのやきものなどが時系列に展示されます。同じ時間軸の中に特徴的な他産地のやきものも要所に配置し、「日本六古窯」の各産地が、時代の要求に応え続け、さまざまなやきものを産み出してきた変遷をたどることができます。

馬の目皿(瀬戸/瀬戸本業窯) Photo by 加藤晋平

 

建築陶器(常滑/水野製陶園) Photo by 加藤晋平

 

TONNE ROPE(信楽/NOTA & design) Photo by 加藤晋平

丹波徳利(丹波) Photo by 加藤晋平

また、六古窯産地のものづくりの道標となりえる姿勢と技術、感性をもつ作り手ややきものを、インタビュー動画も交え、多様な視点で紹介する会場構成となります。

会期中、各産地では、ガイド付きツアー、トークイベント、交流会などスペシャルイベントが開催。やきものにご興味のあるさまざまな方々と交流をはかる機会が創出されます。

Photo by 加藤晋平

そして、『旅する、千年、六古窯』の始動とともに、六古窯日本遺産活用協議会のクリエイティブ・ディレクターに、デザイナーの高橋孝治氏が就任。今回の展示会では、日本六古窯を普及するためのツールとして製作したタブロイド「旅する、千年、六古窯 前編(六古窯を知る/学ぶ号)」が、来場された方々に配布されます。

この機会をぜひお見逃しなく!

イベント名称  『旅する、千年、六古窯 -火と人、土と人、水と人が出会った風景-』展
開催期間 滋賀:2018年12月8日(土)〜 12月24日(月 祝)
兵庫:2019年1月12日(土)〜 1月28日(月)
会場  〈滋賀会場〉

 信楽産業展示館(滋賀県立陶芸の森内)

  〒529-1804 滋賀県甲賀市信楽町勅旨2188-7

〈兵庫会場〉

 丹波立杭伝統産業会館(立杭陶の郷内)

 〒669-2135 兵庫県篠山市今田町上立杭3

主催

六古窯日本遺産活用協議会

企画監修

高橋孝治(六古窯日本遺産活用協議会 クリエイティブ・ディレクター)

WEBサイト  https://sixancientkilns.jp/

 

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