【東京】アミューズミュージアムが10年の歴史に幕。常設コレクション「奇跡のテキスタイルアート『BORO』」を観にいこう!

アミューズミュージアムは、布文化と浮世絵の美術館、和のセレクトショップ、イベントホールが一体となった複合型アートビル。建物の老朽化などの理由から、開館10周年をひとつの区切りとして、2019年3月31日(日)での閉館が決まりました。

アミューズミュージアムの象徴とも言える田中忠三郎コレクションの中には、江戸時代から何代にも渡り、青森の山村、農村、漁村で使われてきた“ぼろ”と呼ばれる衣服や布類が多数あります。

人の一生はおろか、二代、三代、時には四代にわたって、布を再生し継ぎ充てを重ねられたボロ着物は、今や「BORO」として世界共通語となるほど、アート・テキスタイルデザインの分野で高く評価され、欧米の染織美術・現代美術のコレクターから買い求められています。

現代のキルト、パッチワークのようにきれいなものを作りたくて作ったのではなく、そのときにあるものを重ねていき、寒さをしのぐために少しでも暖かく丈夫にしたいと、つぎはぎを重ねて大切につかわれてきたそれらぼろ布類は、今あらためて見れば、そのままイタリアやフランスのハイファッションになりそうな完璧なデザインです。

100年の時を越えて公開されているこれら「BORO」コレクションは、布のエコロジーの極致であり、布を愛し慈しんだ人々が生んだ消費文化の対極のアートであるといえるでしょう。

「BORO」をアミューズミュージアムで見ることができるのは2019年3月31日まで!この機会をお見逃しなく!

イベント名称  常設コレクション「奇跡のテキスタイルアート『BORO』」
開催期間 2019年3月31日(日)まで
会場 アミューズミュージアム 
〒111-0032 東京都台東区浅草2丁目34番3号
開館時間  10:00~18:00(最終入館は閉館30分前まで)
※展示入替えのため、一部休室の場合もあります。
<毎週月曜日休館(月曜祝日の場合は翌日休館)>
入館料 ◎一般1,080円(税込) / 大・高生864円(税込) / 中・小学生540円(税込) / 未就学児童無料
◎一般団体料金は15名以上で864円(税込)
◎身体障害者手帳・愛の手帳・療育手帳・精神障害者保健福祉手帳・
被爆者健康手帳・特定疾患医療受給者証をお持ちの方と、
その付き添いの方(1名まで)は540円(税込)で入館して頂けます。
(入館の際は障害者手帳等のご提示をお願いします)
WEBサイト  http://www.amusemuseum.com
お問い合わせ  03-5806-1181(代表)<10:00~18:00>

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