【福井】福井で出版できる本屋を!「若狭塗箸職人の生き様と想いを残し伝える書籍化プロジェクト」のクラウドファンディングが実施されています!
福井県福井市で、出版できる小さな本屋を始める第一歩として、小浜で出会った80歳の若狭塗箸職人の作品、生き様、想いを後世に残すための書籍『はしはうたう』の出版を目指すクラウドファディングが始まっています。
クラウドファンディングに挑戦するのは、編集の仕事をしながら福井駅前で水曜日だけオープンする書店 『ホシとドーナッツ』を営む、佐藤実紀代さん。本を通じて、これからの表現者に勇気とエールを送ります!
(写真 堀越一孝)
昨年11月、小浜市で開催された「 ローカルラーニングツアー小浜」で初めて若狭塗箸職人の的場政義さんとの出会いを果たした佐藤さんは、「こんなに小さく制限された枠の中で、表現の宇宙が広がっている!」と、その圧倒的な表現力に衝撃を受け、的場さんの作品を本にしたいと思い立ったそうです。
(写真 堀越一孝)
常に箸と向き合いながら60年の職人人生を歩みつつ、趣味にも没頭しながら人生を謳歌する的場さんの生き様に触れた佐藤さん。この『はしはうたう』の出版を通じ、これからの時代を担う職人さんのイメージを解放し、表現の世界の奥深さ、楽しさを伝えたいと考えているそう。
そして、出版できる本屋を福井でつくるという取り組みには、「福井の田舎だからという理由で、表現の可能性を諦めてほしくない」という熱い思いが込められています。
的場さんご夫妻とプロジェクトオーナーの佐藤さん(右から2番目)
本を読むだけだったお客さんが表現者に転じ、それを外に発表し、また新しい読み手が受け取って勇気付けられ、新たな表現を生み出していく。「出版ができる本屋」を始めることで、そうした循環を福井でも見てみたいと願う佐藤さんの魂がこもったプロジェクトです。
気になった方はぜひプロジェクトページをのぞいて、その熱に触れてみてください。
プロジェクト名 | 福井で出版できる本屋を!小浜で出会った若狭塗箸職人の生き様と想いを残し伝える書籍化プロジェクト |
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