【青森】こんなところで遊びたい!こんなところで学びたかった!「子どものための建築と空間展」が開催されています!
青森県立美術館にて、「子どものための建築と空間展」が開催中です!
私たちが子どものときに過ごした空間は、原風景として長く記憶に留まり、その後の私たちの生き方や考え方に与える影響は少なくありません。
この企画展は、子どもたちの生活の中心となる学びの場・遊びの場としてつくられた建築と空間のなかから、日本の近現代史において試みられた先駆的かつ独創的なものを紹介する展覧会です。
日本の近代教育は明治時代の幕開けとともに始動し、学校の建設もそこから始まりました。地域の人々の尽力によって建てられた明治時代の学校から、建築家やデザイナーの参画によって様々に模索されつつある現代の学校まで、学校は時代の流れの中でさまざまに変遷し、子どもたちの活動を受け止めてきました。一方、幼稚園・保育園、遊び場、児童館、図書館といった子どもたちの居場所にもユニークな取り組みが行われています。
旧開智学校校舎(国指定重要文化財) 外観 1876年 立石清重 写真提供:旧開智学校校舎
ゆかり文化幼稚園 園舎 1967年 丹下健三都市・建築設計研究所 写真提供:ゆかり文化幼稚園
宮代町立笠原小学校 低学年棟校舎 1982年 象設計集団 撮影:北田英治
ふじようちえん 遠景 2007年 建築家:手塚貴晴+手塚由比(手塚建築研究所) トータルプロデュース:佐藤可士和 PhotoⓒKatsuhisa Kida /FOTOTECA
黒石ほるぷ子ども館 室内詳細図(1:20) 1977年 菊竹清訓 株式会社建築情報蔵
今回の企画展では、そうした歴史の一端を紹介するため、作り手と使い手の両方に着目し選んだ写真、図面、模型といった作品資料が展示されます。
また、教育玩具や絵本原画なども選りすぐって紹介されています。
「教育」という観点からみたとき、建築や空間はどのようにつくられ、変遷してきたのでしょうか。教育談義に新たな視点を与えてくれる「子どものための空間と建築展」、ぜひお楽しみください。
イベント名称 | 子どものための空間と建築展 |
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開催期間 | 2019年7月27日(土)〜2019年9月8日(日) 休館日:8月19日(月) ※一部作品は、前期(7/27~8/18)、後期(8/20~9/8)で展示替えを行います。 |
会場 | 青森県立美術館 〒038-0021 青森市安田字近野185 |
観覧料 | 一般1,500(1,300)円 高校生・大学生1,000(800)円 中学生以下無料 ※( )内は前売券及び20名以上の団体料金。 ※障がい者手帳をご提示の方とその付添者1名は無料。 |
主催 | 子どものための建築と空間展実行委員会(東奥日報社、青森朝日放送、青森県観光連盟、青森県立美術館) |
特別協力 | クラレファスニング株式会社 |
協力 | ちひろ美術館、青い森鉄道株式会社、株式会社JR東日本青森商業開発 |
後援 | 文部科学省、一般社団法人日本建築学会、公益社団法人日本建築家協会、一般社団法人文教施設協会、NHK青森放送局、青森ケーブルテレビ、エフエム青森、青森県教育委員会 |
WEBサイト | http://www.aomori-museum.jp/ja/event/86/ |
お問い合わせ | 電話 017-783-3000 |
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