【東京】こどもの純粋で鋭い観察眼に脱帽?所蔵作品展「みた?―こどもからの挑戦状」が開催されています!

「所蔵作品展 みた?ーこどもからの挑戦状」チラシ

東京国立近代美術館工芸館にて、所蔵作品展「みた?こどもからの挑戦状」が開催中です!

こどもの純粋で鋭い観察眼は、あなたの工芸鑑賞にどんな刺激を与えてくれるでしょうか?

▼〈以下公式HPより〉

こどもには工芸の鑑賞はむずかしいのではないか。そんな声をうけて「こども工芸館」と冠した鑑賞プログラを始動させたのは2002年夏のこと。

私たちの生活感情と深く関わる、そして世界が注目する日本の工芸を、長い休暇のあいだに楽しみながら学んでもらえたらと思ったのがきっかけでした。しかしフタを開けてみればこどもたちのリアクションは実に頼もしく、おとなの思惑や心配など軽々と越えて、深く鋭く工芸に迫っていきました。なかでもワークシートの公開プログラム「みんなでつくる工芸図鑑」での成果は、うかうかしているとおとなの鑑賞を揺るがしかねないものばかり。

「図鑑カード」と呼んでいるワークシートでこどもたちが紹介してくれた工芸のなんとみずみずしく、魅力的なこと!たとえ無邪気な絵や言葉だったとしても「(ちゃんと)みた?」と語りかけてくるようで、そのせいか、こどもたちのカードの前から妙に真顔、そして急ぎ足で会場に戻るおとなたちをしばしばみかけるのです。

高橋禎彦《つぶつぶの瓶》2010年 東京国立近代美術館蔵

 

小名木陽一《赤い手ぶくろ》1976年 東京国立近代美術館蔵

赤地友哉《曲輪造彩紅盛器》1960 年 東京国立近代美術館蔵

 

今回の展覧会はこどもの眼が切り取った工芸の根源的な姿をもとに、「色」や「もよう」、「質感」や「調度」など、これまでに取り組んだテーマを再構成。

前にいらっしゃった方も初めての方も、ぜひとも彼らからの挑戦状を受け取ってください。

2020年の移転も目前。最後の東京の工芸館の夏をおみのがしなく!

イベント名称  みた?―こどもからの挑戦状
開催期間 2019年7月13日(土)-9月1日(日)
10:00 - 17:00
※入館時間は閉館30分前まで
会場  東京国立近代美術館工芸館
休館日 月曜日
観覧料 一般250円(200円)
大学生130円(60円)
※( )内は20名以上の団体料金。いずれも消費税込。高校生以下および18歳未満、65歳以上、「MOMATパスポート」をお持ちの方、友の会、賛助会員(同伴者1名まで)MOMAT支援サークルパートナー企業(同伴者1名まで、シルバー会員は本人のみ)、キャンパスメンバーズ、障害者手帳をお持ちの方とその付添者(1名)は無料。
※それぞれ入館の際、学生証、運転免許証等の年齢の分かるもの、会員証、社員証、障害者手帳をご提示ください。
無料観覧日 9月1日(日)
主催 東京国立近代美術館
WEBサイト https://www.momat.go.jp/cg/exhibition/didyouseeit2019/ 

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