【奈良】障害のある人の表現と伝統工芸の相互発展を目指す「NEW TRADITIONAL」、もんぺや張り子など初めてのコラボ製品展示&販売が行われています!
障害のある人の芸術文化活動の支援を行いながら、誰もが生きやすい社会づくりをめざして活動する「たんぽぽの家」。
2019年度始動させた「NEW TRADITIONAL」は、障害のある人とともに、伝統工芸をとおして新しい生活文化を提案するプロジェクトです。
その今年度総括として、3月7日(土)より奈良県内2カ所でイベントが開催されています。
障害のある人の創造性や手作業を取り入れた「もんぺ」の発表や、たんぽぽの家が数年にわたり取組んでいる郷土玩具の「張り子」を通じた展示が行われています。
「もんぺ博inたんぽぽの家アートセンターHANAギャラリー」
九州・八女にある、地域の文化からうまれたものを紹介する「うなぎの寝床」。
久留米絣のもんぺを中心に、最近では同じ型で日本、または世界の生地によるもんぺもつくっています。今回は、久留米絣の「現代風もんぺ」の展示販売に加えてアートセンターHANA、Good Job!センター香芝との「コラボもんぺ」も紹介されています。また、アートセンターHANAの商品、Good Job!センターから今年のLIVE WORKSのTシャツや靴下も販売されています。
「もんぺ博inたんぽぽの家アートセンターHANAギャラリー」
https://tanpoponoye.org/hana/gallery/2020/03/051710196/
日時:2020年3月7日(土)〜21日(土)11:00〜17:00 *休館:日・月・祝日
会場:たんぽぽの家アートセンターHANAギャラリー(奈良県奈良市六条西3-25-4)
協力:うなぎの寝床、社会福祉法人わたぼうしの会
「東北・奈良・九州の郷土玩具〜出張MUTO&津屋崎人形」
Good Job!センター香芝が、オープン当初から取り組んできた郷土玩具の「張り子」。
秋田に店舗を構え、東北の郷土玩具を販売する「MUTO」から、そして福岡で230年以上の歴史をもつユニークな土人形「津屋崎人形」が展示販売されています。各地でさまざまな技法で取り組む郷土玩具を一堂に集めて紹介することで、それぞれの共通点や作り方の工夫を知り、障害のある人のものづくりのヒントを探ったり、あたらしい郷土玩具の可能性を考える機会が生まれています。
日時:2020年3月7日(土)〜21日(土)11:00〜17:00 *休館:日・祝日
会場:Good Job!センター香芝(奈良県香芝市下田西2丁目8-1)
協力:社会福祉法人わたぼうしの会
今回の展示販売を通して、伝統工芸の、地域文化との協働や、現代の生活にあわせて更新している事例から学ぶことにより、障害のある人のものづくりの可能性を探ります。つくり手、つかい手が交流し、これからのものづくりや伝え方について、語りあう場となるでしょう。
主催 | 一般財団法人たんぽぽの家、文化庁 |
---|---|
開催期間 | 2020年3月7日(土)〜3月21日(日) |
お問い合わせ | 一般財団法人たんぽぽの家
〒630-8044 奈良市六条西3-25-4 Tel.0742-43-7055 Fax.0742-49-5501 E-mail tanpopo@popo.or.jp NEW TRADITIONAL[担当:中島・岡部・森下・藤井] |
関連するキーワード