【東北】東北の催事・お祭り中止によって行き渡らなくなってしまった伝統工芸品・お土産を予約販売するプロジェクト「#tohokuru」第二弾　予約受付中！

東北6県の伝統工芸・クラフト・地域食品を扱う東北スタンダードマーケットが、東北の催事・お祭り中止によって行き渡らなくなってしまった商品の予約販売をウェブ上で受け付け、全国にお届けするプロジェクト#tohokuruの第二弾が開催されています。

「#tohokuru」 とは

東北観光に紐づいた「工芸品」や「地域食品」といったお土産。例年であればこの夏の時期にお祭りと共に全国の皆さんに見ていただけるはずだった機会が、新型コロナウイルスの影響によって失われてしまいました。そういった品々を「#tohokuru」特設サイト上に掲載し、ご予約注文を受け、約一ヶ月後にお届けするプロジェクトです。あなたのおうちに東北が来る、トホクルです。

「#tohokuru」は、東北の作り手100社の品々を掲載し、1ヶ月に一度、10日間のカートオープン期間中に「予約注文」を受けつけ、約1ヶ月後に商品をお届けする、新しい形のオンライン催事です。

「予約販売」システムの長所として「出品物は作り手が自由に選べる」という側面があります。お客様へのお届けを1ヶ月後にすることによって「受注発注形式」となるため、催事中止によって不意に余剰在庫となってしまった商品の掲載が可能となったり、極少量生産の手仕事品も無理なくお届けすることができます。

従来型のお店と違い事前に在庫を持たないため、食品の賞味期限廃棄ロスを防ぐ効果も。「道の駅」のような産直の側面と、「カタログギフト」のようなワクワク感を一つに融合した新しい販売方法が「#tohokuru」です。

2020年4月27日（月）〜5月10日（日）までの14日間開催された #tohokuru 第一弾では、2300点以上の予約がありました。また、ハッシュタグ「#tohokuru」がTwitter上で70万ツイートされるなど、東北の魅力を全国の方々に発信できるコンテンツとしても好影響を与えました。

実際に購入されたお客様からは「作り手さんの制作期間を待つ楽しみがあった」「実際には東北の祭りで販売されるお土産が、遠方でも購入できて良かった」という声が。手仕事のものは不要不急のお品物かもしれませんが、その代わりに人々の暮らしにあたたかさをもたらすと信じ、この販売システムを採用しています。

「#tohokuru」第一弾の詳細はこちら！
https://www.shakaika.jp/news/info/31529/

「#tohokuru」第二弾

「#tohokuru」第二弾で参加する東北のメーカーは100社・商品掲載点数は1000点以上。特集ページには春の催事でお披露目される予定だった約150種類の「東北のこけし」が並びます。

例年、初夏から秋口にかけて、宮城県白石市の「全日本こけしコンクール」をはじめ、東北各地でこけし祭りが開催されます。しかし、現在の状況を受けてこれらのお祭りの多くは中止が発表されています。特に「全日本こけしコンクール」は弥治郎こけし村での修行を終えた新人工人たちのお披露目の場も兼ねており、新人工人の皆さんも大変な状況にあります。また、イベントはもちろん、関東圏での催事を控えていた工人の方にとっても売る場所の減少が大きな問題となっています。

そんなこけしの発表の場を設けるため「#tohokuru」は特集を制作。約150種類の全てのこけしを、一本一本「#tohokuru」スタッフが前後左右と5カットずつ撮影し、800枚近くの写真をページに掲載しています。

6月21日まで予約が可能ですが、ほとんどが一点ものなので、先着順となります。佐藤康広工人のこけしのみ「抽選販売」です。詳細はこけし愛が溢れる特集ページをぜひご覧くださいませ。

特集ページ [こけし]

https://tohoku.theshop.jp/categories/2545374

出品者一覧（敬称略）
出品者は伝統工芸士、クラフト作家、地域食品メーカーなど多岐に渡ります。

 
地域の職人さんを支える新しい販売の形。ご興味のある方は是非、サイトを覗いてみてくださいね。食器からアクセサリー、食べ物までプレゼントにもぴったりな可愛らしい商品が並んでいます。