『空飛ぶクルマ』がもうすぐ！ SkyDriveが世界初披露の機体「有人機 SD-03」で公開飛行試験成功！

©SkyDrive/CARTIVATOR 2020

マンガやアニメの世界がすぐそこに！

『空飛ぶクルマ』※1を開発する株式会社SkyDriveは、2020年8月25日（火）、開発拠点である日本最大級の1万㎡の屋内飛行試験場を備える豊田テストフィールドにて公開有人飛行試験を成功させました！

今回の有人飛行試験では、世界初公開した有人試験機SD-03モデルを使用。有人飛行試験は夕刻に行われ、飛行時間は約4分間とのこと。

©SkyDrive/CARTIVATOR 2020

機体は1人乗りで、パイロットが操縦しますが、コンピュータ制御のアシストにより飛行を安定化。また、バックヤードでは飛行状態をモニタリングし、安全を常時確認しています。

夢とカリスマを盛り込んだ空飛ぶクーペ

SkyDriveの目標は、凡そ高さ2m、幅4m、長さ4m、世界最小の空飛ぶクルマモデルの開発。近い将来、日常の新たな移動手段として普及するために、一般的な駐車場2台分に収まるようコンパクトサイズで設計されています。

デザインは新ジャンルのトランスポーテーションにふさわしい「プログレッシブ」（先駆性・先進性）をキーワードに、デザインが進められました。

©SkyDrive/CARTIVATOR 2020

メインボティはサイドから見たときに一体感を保ちながらS字に大きく分割され、フロントにあしらわれた躍動感あるSkyDriveのエンブレム同様、絡み合い力を合わせ未来の空へ飛びたつ一対のプロペラのような躍動感を表現しています。

ボディ下方に大きく回り込んだ2本の白いフロントランプと1本の赤いテールランプは「空飛ぶクルマ」ならではの特徴で、機体が空に浮かんだ時、非搭乗者からも機体の方向がわかりやすい優しいデザインになっています。

©SkyDrive/CARTIVATOR 2020

SFの世界でしか見たことのなかった『空飛ぶクルマ』が私たちの上空を飛び交う未来が、もうすぐそこまできています。

未来の空を彩るパートナーとして安全な未来の空をデザインしていくSkyDriveの今後の動向をぜひチェックしてください！

※1 空飛ぶクルマとは：正式名称を「電動垂直離着陸型無操縦者航空機eVTOL(electric vertical takeoff and landing)」と呼ばれ、電動化、完全自律の自動操縦、垂直離着陸が大きな特徴です。モビリティ分野の新たな動きとして、世界各国で空飛ぶクルマの開発が進んでおり、日本においても2018年から「空の移動革命に向けた官民協議会」が開催され、都市部でのタクシーサービス、離島や山間部の新たな移動手段、災害時の救急搬送などにつながるものとして期待されています。今後は、2023年の事業開始、2030年の本格普及に向けたロードマップ（経済産業省・国土交通省）が制定されています。