学生とものづくりを繋げる新しいカタログギフト。未来の後継者支援プロジェクトがスタート!
日本の伝統工芸産地と、職人を目指す学生をつなぐ新しいカタログギフトの販売が、日本の伝統工芸品を取り扱うECサイト「WA+YO」でスタートしました!
学生と生産者のマッチング機会を創出する「未来の後継者支援プロジェクト」
WA+YOとは「和の様式」。近代化の波の中で衰退する和の様式、息吹を世界中に伝え次の世代への橋渡しをすることをミッションにしたECサイトで、日本の伝統工芸の世界で革新を続ける作家、アーティストのストーリーや作品の紹介と、日常によりそった和食器や生活雑貨の販売が行われています。
未来の後継者プロジェクトは、WA+YOにて販売される伝統工芸の商品が集まったオリジナルカタログギフトの売り上げの一部が、学生が産地で就業体験するための旅費交通費となるというもの。カタログギフト1つにつき、学生1名を産地に連れて行くことができます。
伝統工芸の道を志す学生に実際の作業やその土地での暮らしを体験してもらうことで、職人とのマッチングの機会を創出、将来的な移住定住や伝統の継承に繋げるのが狙いです。
また、カタログ内の商品が注文されることで、別の職人の収益にも繋がる、学生と伝統工芸の双方を支援する新たなカタログギフトとなります。
このプロジェクトは、WA+YOを運営する株式会社ACDと、株式会社ニッポン手仕事図鑑が共同で取り組むもの。
産地では、ニッポン手仕事図鑑のメンバーが学生をアテンド、実際の生産者の職場で就業体験を行います。各工房で伝統工芸の技術や想いに触れるだけでなく、先輩移住者や自治体の方との交流の場を設け、“仕事”だけでなく“移住”への具体的なイメージを持つことで学生の不安を解消していきます。
昨年に長野県で実施されたインターンシップツアーでは、全国から集まった美術や工芸を学ぶ学生の中から、1人が漆工職人として木曽漆器の工房に就業するなど、確かな成果が生まれています。
伝統工芸分野の後継者問題に対する新しいチャレンジとなる今回のプロジェクト。
この仕組みを通して、職人と学生の間にどのようなつながりが生まれていくでしょうか。
今後の展開に期待したいですね。
プロジェクト名称 | WA+YO × 手仕事図鑑「未来の後継者支援プロジェクト」 |
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プロジェクト詳細 | https://wayocraft.com/content_ja_JPY_58.html |
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