【国立工芸館】空想からはじまるデザイン・工芸の見かた。「うちにこんなのあったら展 気になるデザイン×工芸コレクション」が開催されます!
2020年10月に東京から石川県金沢市へと移転した東京国立近代美術館工芸館(通称:国立工芸館)。
国立工芸館は全国でも珍しく、工芸とデザインの両分野の作品を所蔵している美術館です。
石川移転後の開館記念展第2弾となる今回の展覧会では、工芸作品とあわせて、国内外のすぐれたデザイン作品も一堂に紹介されます。
空想からはじまるデザイン・工芸の見かた
もしも自分の家に、こんなものがあったら――と想像してみること。それは私たちが日常でふと目にしたものを、使ってみたいと思うきっかけの一つになります。一方でこの想像は、作り手が人々に向けて新しいものを生み出す時の原動力にもなります。自分自身の、あるいは誰かの、より快適で美しく、彩りのある生活を夢みたデザイナーや工芸家たちによって、さまざまな器や家具が作られてきました。
今回の展覧会では、クリストファー・ドレッサー(1834-1904)、富本憲吉(1886-1963)、ルーシー・リー(1902-1995)を中心に、国立工芸館のコレクションから厳選したデザイン・工芸作品が紹介されます。
ルーシー・リー《コーヒー・セット》1960年頃 東京国立近代美術館蔵
Estate of the artist/撮影:エス・アンド・ティ フォト
富本憲吉《色絵家形筆架》1937年 東京国立近代美術館蔵
撮影:アローアートワークス
誰もが家の中での過ごし方や社会との関わり方を見直しつつある今だからこそ、生活を豊かにするデザインと工芸の可能性を信じた彼らの思考をたどりながら、これからの暮らしを考えてみませんか?
イベント名称 | 国立工芸館石川移転開館記念展Ⅱ 「うちにこんなのあったら展 気になるデザイン×工芸コレクション」 |
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開催期間 | 2021年1月30日(土)〜2021年4月15日(木) 9:30 - 17:30 休館日:月曜日(ただし3月29日、4月5日、4月12日は開館) ※入館時間は閉館30分前まで |
会場 | 国立工芸館 〒920-0963 石川県金沢市出羽町3-2 |
観覧料 | 一般 500円 大学生 300円 ※高校生以下および18歳未満、障害者手帳をお持ちの方と付添者1名までは無料 |
主催 | 東京国立近代美術館 |
備考 | 新型コロナウイルス感染症予防対策のため、来館日時を予約する日時指定・定員制が導入されています。※詳細は下記WEBサイトよりご確認ください。 |
WEBサイト | https://www.momat.go.jp/cg |
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