【富山】コロナ禍での産業観光の新しいかたち。高岡銅器を楽しんで学ぶ、能作の“出張ワークショップ”がスタート!
伝統的工芸品である「高岡銅器」を今に受け継ぎ、鋳物産業の歴史や職人の技術、素材やつくり手の思いを伝える産業観光事業に力を入れてきた能作。
2017年にオープンした社屋には、工場見学コースや鋳物製作体験、錫(すず)の器で食事を楽しめるカフェなどを備え、年間約13万人を超えるお客さんが訪れます。
その素晴らしい社屋については、しゃかいか!でも取材をさせていただきました!
しかし、県内外を問わず課外授業の一環として多くの機会に利用されてきた工場見学や鋳物製作体験は、新型コロナウィルスの影響で受け入れを休止せざるを得なくなる状況に。
そんななか能作さんでは、高岡市内の保育園や幼稚園、小学校の学童施設を対象に、高岡銅器について学んで、体験できるワークショップのデリバリーがスタートしました!
見て、聴いて、触って、楽しく学ぶ
幼稚園児や保育園児、小学校低学年を対象とした今回の出張ワークショップは、数々の工場見学を受け入れてきた能作だからこそできる、子どもたちが五感で楽しみながら学ぶことができるワークショップとなっています。
親子活動や卒園記念行事としてもおすすめです。
今回の出張ワークショップでは、能作のスタッフ手作りの紙芝居で楽しく学びます。紙芝居の後は、錫の特性や、鋳物の製造方法などに関する、イラストを交えたクイズ。参加型なので、子どもたちも飽きずに楽しめます。
1.高岡銅器について楽しく学べる紙芝居&クイズ
2.実際に錫を曲げてつくる製作体験
3.つくった作品はお持ち帰り。能作オリジナルの鋳物ノートもプレゼント
一番のお楽しみは、実際に体感できること。
錫100%の曲がる器『KAGO』を実際に曲げたり、風鈴の音色を聴いたり。実際に職人が作った鋳型や原材料となる錫のインゴットも見て、触れることができます。
子どもたちは、実際に自分たちの手で、錫100%の錫板を使って、折り紙を折るように犬をつくる「おりすず」製作を体験します。
錫はやわらかいので、子どもたちでも簡単に曲げられるのが特徴です。能作のスタッフが、ひとつひとつ工程を追って説明しながらつくります。
つくった犬は、能作オリジナルの鋳物ノートと一緒にお土産に。
たくさんの学びと楽しみがつまった能作の出張ワークショップ。
夕飯の時間には、鋳物について子どもたちが教えてくれるかもしれないですね。
イベント名称 | 能作出張ワークショップ『いものであそぼう!!』 |
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プラン料金 | 1,500円/人(税込)※今年度卒園の園児は特別価格 1,000円/人(税込) |
所要時間 | 約40~60分程度 |
予約・問い合わせ | 株式会社能作 産業観光課 担当:竹内・木谷 Tel: 0766-63-0001 (9:00-18:00) E-mail: kanko@nousaku.co.jp |
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