【富山】鋳物メーカーが挑む新たなチャレンジ。五感で楽しめる無人の次世代型店舗「能作 GALLERY」がオープン!
伝統的工芸品である「高岡銅器」を今に受け継ぎ、鋳物産業の歴史や職人の技術、素材やつくり手の思いを伝える産業観光事業に力を入れてきた能作さん。
先日は、デリバリーワークショップをスタートさせたことをニュースコーナーで紹介しました。
そんな能作さんが次なるチャレンジとしてオープンさせたのは、五感で楽しむことをテーマにした無人の次世代型店舗「能作 GALLERY」。
JR富山駅前のショッピングセンター「マリエとやま」1階の直営店舗をリニューアルし、本日2月5日にオープンしました!
ギャラリーに足を踏み入れたようなアート空間
ギャラリー内には、実際に能作製品の製造に使われる鋳型や砂を使用したインスタレーションアートや、鋳物の風鈴がずらっと並びます。客層が比較的若いマリエとやまに合わせ、若い人でも気軽に撮影しながら伝統的工芸品に触れることのできる空間となりました。
見て、聴いて、触って、五感で楽しめる
実際に触れたり叩いたりすることで錫(すず)の素材感を体験できる
また、能作の本社同様、「もの」を作るだけではなく、その背景にある「こと」「こころ」について知ることができ、五感で楽しめる空間にもなっています。
ずらっと並ぶ風鈴は季節によって入れ替え予定
風鈴の音色を聴いたり、錫の質感を実際に触って叩いて感じたり、オンラインでは味わえない製品の良さに触れることができるのが特徴です。
また、2019年にグッドデザイン賞を受賞した能作本社・工場の内部の様子や職人の姿を、パネルや映像でゆっくりと見ることもできます。
無人店舗ならではの工夫も
スタッフが常駐していない無人店舗である「能作 GALLERY」では、気に入った製品があればQRコードから能作オンラインショップへとダイレクトにアクセスすることができます。
ギフトシーンを想定したおすすめ商品とQRコード
また、月に1、2回は有人での販売イベントも開催予定。能作製品をその場で購入できる他、新商品の紹介や、錫を使った製作体験も行われる予定です。
その日限りの能作オリジナルのガチャガチャもおすすめ。本社にも置いてあるこのガチャガチャは、子どもさんだけでなく、大人でも楽しめるアイテムです。
「コロナ禍でも、安心してお客様にお越しいただき、楽しんでお買い物をしていただきたい」
そんな能作の思いが込められた、コロナ禍においての新しい店舗運営となる「能作 GALLERY」。
富山駅に降り立った際にはぜひ足を運んで、その空間の魅力を体感してください。
店舗名 | 能作 GALLERY |
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住所 | 富山県富山市桜町1-1-61 マリエとやま 1階 |
営業時間 | 10:00-20:00 (定休日、営業時間はマリエとやまに準じます。) |
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