愛知県の素材・工芸に着想を得た宿泊施設「セブンストーリーズ」が4月誕生。BOOSTERにて支援受付中!
愛知県に縁のある7名の建築家・デザイナーとともに、地域の魅力を感じる素材〈マテリアル〉をインスピレーション源とし、その土地ならではの物語(ストーリー)を体感できる1棟7室の宿泊施設「セブンストーリーズ」。
4月中旬のオープンをめざし、現在クラウドファンディングサービス「BOOSTER」で支援を受付中です!
プロジェクトページ:https://camp-fire.jp/projects/view/387058
ものづくりのまちの魅力と向き合って生まれたセブンストーリーズ
セブンストーリーズは、愛知県での宿泊体験を豊かにするために考えられて誕生した宿泊施設。
手がけるのは、名古屋や東京を中心に、民泊施設の管理運営や起業家支援のシェアハウスを運営する株式会社ミライブです。
紋切り型の「名古屋観光」ではなく、きちんと名古屋で培われてきた文化と正面から向き合い、五感で体感してもらえる都市の魅力を再編したい。歴史と新しい関係を築くことができるような宿泊施設にしたい。
そんな思いからセブンストーリーズのデザインの手がかりとされたのが、常滑の土管坂や一宮ののこぎり屋根の特徴的なまち並みなど、現在まで続く、「ものづくりの都市」を支える地域の「らしさ」です。
セブンストーリーズのお部屋紹介
セブンストーリーズは、7室すべて異なる建築家・デザイナーが手がけており、それぞれが地域の素材に着想を得たデザインを展開。旅先案内人のような、旅先の思い出を散りばめたような部屋を楽しむことができるようになっています。
1階の共用部・受付は、愛知県と7室のマテリアルを紹介する情報発信機能が。
2階には、常滑の青くきらめくタイルを用いた1室のデザインを、水野太史建築設計事務所+水野製陶園ラボの水野太史さんが手がけています。
3階には、rhyme design(ライムデザイン)の篠元貴之さんが手がける「尾張漆器」に着想を得た、漆の赤・黒色を大胆に用いた妖艶な印象の一室。
4階には、日本とオーストラリアを拠点に活動する、NIIMORI JAMISONの新森雄大さんとジェームス・ジャミソンさんによる、「清洲の曲物」に着想を得た、曲げ木の照明がゆるやかに居場所を照らす、落ち着いた雰囲気のお部屋。
5階には、1-1 architects/イチノイチアーキテクツの神谷勇机さんと石川翔一さんらによる一室は、刈谷のお祭り「万燈祭(まんどまつり)」をモチーフに、旅先を部屋に持ち込むことを許してくれる、縁側のような寛容な設えとなっています。
6階は、matomato(マトマト)の松田孝平さんと走川礼奈さんによる、有松鳴海絞りや喫茶文化に着想を得たデザインのお部屋。有松鳴海絞りの特徴である立体形状をテーブルの天板などに写した設えが魅力です。
7階はzelt(ツェルト)の柴山修平さんによる、刈谷の木工家具から着想を得た、都心の中ながら木質コテージのような優しい雰囲気をもつ、ウッディーテイストが特徴のリラックスできる一室。
最上階の8階では、ambientdesigns(アンビエントデザインズ)の石黒泰司さんが「金・ゴールド」に着想を得て手がけた、高さの異なる大小さまざまな場が特徴の遊び心溢れたお部屋です。
セブンストーリーズの運営に合わせて、地域の魅力を再発見するメディアプロジェクトも実施予定とのこと。
宿泊する前後にどんな時間を過ごすことができるのか、どんな地域の素材〈マテリアル〉に触れることができるのか、想像している時間がもっと楽しくなりそうな宿泊施設の誕生を、ぜひ応援してください。
プロジェクト名 | 愛知県の素材・工芸に着想を得た宿泊施設「セブンストーリーズ」をつくりたい! |
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支援受付期間 | 2021年4月29日(木)まで | プロジェクトページ | https://camp-fire.jp/projects/view/387058 |
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