【京都】「丹後ちりめん」の可能性を模索する“ TANGO CREATION PLATFORM ”の作品の一部が、「マチルダ・ブレジオン アトリエ」にて公開されます!
「丹後ちりめん」の誕生は、1300年以上前から絹織物が綿々と織り続けられてきた京都府丹後地方における大きな革新とされています。
正装には欠かせないラグジュアリーな生地として日本のきもの文化を支え続けているちりめんは、緯糸に強い撚りをかけた生糸を使い、生地に細かい凹凸状の「シボ」がある織物。
しなやかな風合いで、発色性に富むのが特徴です。
そのような歴史風土のなかで、現在、ちりめん以外にも多くの新たな織物が丹後の地で育っています。
そしていま、世界のクリエイターとの新たな交流により、世界に向け、さまざまなオリジナルの織物が生まれはじめています。
2019年よりスタートした「TANGO CREATION PLATFORM」は、丹後が持つ様々な魅力を外に開くことで新たな地域の可能性を模索するプロジェクト。
「丹後ちりめん」と、世界で活躍するクリエイター/ デザイナーが滞在と交流を通じ、新たな領域の「丹後ちりめん」を模索しています。
プロジェクトを通して生まれた作品の一部が2日間に渡って公開
Mathilde Roseanne Bregeon(マチルダ・ロザンヌ・ブレジオン)は、自国フランスはもとより、アメリカ、インド、そしてアジアにおいては日本を中心に活躍する、テキスタイルデザイナー。
この数年、十数回にわたり来日し、日本国内の伝統産業の職人との交流を深め、さまざまな産地でテキスタイルを中心とした数多くのプロダクトを生み出してきました。そして昨年2020年より、日本に拠点を移しています。
今回、マチルダのアトリエで開催されるオープンスタジオでは、彼女が「TANGO CREATION PLATFORM」で生み出した丹後地方のシルクを使ったプロダクト、そして彼女が2017年に日本で立ち上げた最初のブランドTé.oriのプロダクトなど、これまで日本で制作したプロダクトの数々が公開されます。
スカーフ( カレ/ トライアングル)・リボン|マチルダ・ロザンヌ・ブレジオン
オープンスタジオでの展示を通して、誕生から300年を経て次代への革新が進む「丹後ちりめん」の可能性をぜひ感じてください。
イベント名称 | TANGO CREATION PLATFORM オープンスタジオ |
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開催期間 | 【オープニング】2021年4月16日17:00-20:00 2021年4月17日(土)〜18日(日)10:00-17:00 |
会場 | マチルダ・ブレジオン アトリエ 京都府京都市左京区浄土寺馬場町71 ホホホ座2階 |
プロジェクトWEBサイト | https://tango-creation.jp/ |
問い合わせ |
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