【山梨】テキスタイルを活用した機屋展示&アート展の街イベント 「FUJI TEXTILE WEEK 2021」が開催されます!
緑豊かな景観と富士山から流れ落ちる清涼な渓流の水の恵みによって、1000年以上続く織物の町として栄えてきた富士吉田市。しかし、近代化の流れとともに、日本のテキスタイルをとりまく産業は海外の産業スケールに押され、受注量の減少に合わせるように経済的な後退が訪れます。
そんななか、富士吉田市のテキスタイル産業シーンはここ10年で多様な変化を起こしています。地方創生への眼差しが増え、産業の再生を図るプロジェクトが立ち上がり、クリエイターなど、観光以外を目的とした人々が富士吉田市を訪れるようになりました。
▼しゃかいか!編集部も何度も足を運んでいます!
今回開催される「FUJI TEXTILE WEEK 2021」は、富士吉田市と多様な人々が産業と関わり新しい未来を描くプロジェクトとして始動。
テキスタイルを中心とした地域資源とクリエイティビティを混交し、テキスタイルの創造・普及・活性・継承のためのクリエイションとネットワークが紡がれていきます。
富士山の麓に広がる中心市街地周辺の空き店舗、蔵、旧銀行などを舞台に、16の機屋による機屋展示と大巻伸嗣、郡裕美、西尾美也らをはじめとする10組のアーティストによるアート展が開催。
さらに会期中は、アーティストや機屋のトークショー、ライブパフォーマンスなどの交流プログラムも展開されます。
「Fuji Textile Week」コンテンツ
■機屋展示会「WARP & WEFT」
産地でしか見ることのできない大正・昭和の時代に織られたアーカイブ生地約100点を中心に、貴重な見本帳などと共に産地のテキスタイルデザインの変遷をみることができます。
現在の織物工場が生み出す生地やプロダクトを各社のものづくりの背景と合わせて展示。
■アート展「Textile& Art」
「織りと気配」をテーマにテキスタイルからインスピレーションを得てつくられた作品や、富士吉田の機屋との共創によって生まれた作品が展示されます。
■インスタレーション
トモコイズミ× エタンセル by 宮下織物
今、様々なジャンルから大注目されているデザイナー、トモコイズミ氏と宮下織物がコラボレーション。糸の色作り・柄選びから共に開発、全てを宮下織物の生地でコイズミ氏が1体のドレスを制作。
今回が初公開となります。
■トーク
テキスタイルをテーマに、各ジャンルのプロフェッショナルが集まりトークを展開。
テキスタイルとアートの可能性や現在の国内外のテキスタイル産業の現状を通じて、今後の産地や地域のあり方を考えます。
「FUJI TEXTILE WEEK 2021」を通して富士吉田のアイデンティティー、そして、テキスタイルの新たな魅力と可能性を感じてください。
イベント名称 | FUJI TEXTILE WEEK 2021 |
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開催期間 | 2021年12月10日(金)〜2022年1月9日(日) ◯機屋展示「WARP & WEFT展」2021年12月10(金)〜12月12日(日) ◯アート展「Textile & Art 展」2021年12月10日(金)〜2022年1月(日) |
休場日 | 12月13日〜15日, 12月20日〜22日 および 12月27日〜1月5日は 会場全体がCLOSEとなります。 |
会場 | 山梨県富士吉田市下吉田本町通り周辺および地域の機織工場 |
時間 | 10:00 – 16:00 |
観覧料 | 無料 |
主催 | FUJI TEXTILE WEEK 実行委員会 |
協力 | エヌ・アンド・エー株式会社 / 株式会社ロフトワーク / FabCafe LLP. / 株式会社ワンオー / 株式会社渡東 / 白百合醸造株式会社 / 本町二丁目商店街 / 本町三丁目商栄会 / 本町大好きおかみさん会 |
後援 | 山梨県富士吉田市 |
WEBサイト | https://fujitextileweek.com/ |
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