展覧会「柳本浩市展 “アーキヴィスト─柳本さんが残してくれたもの”」をまとめた記録集『柳本浩市 ARCHIVIST』が発刊されました!

PHOTO: 小川真輝

柳本浩市展実行委員会より、2022年4月4日(月)、2017年に開催した展覧会『柳本浩市展 “アーキヴィスト─柳本さんが残してくれたもの”』をまとめた記録集が発刊されます。

「アーキヴィスト(Archivist)」という言葉を手がかりに、柳本浩市氏(1969-2016)の活動や思想を踏まえ組み立てられた企画展をもとに、柳本浩市展実行委員会では、その活動を改めて見つめなおし、記録集を構成。

今回の記録集出版にあたり、2017年の展覧会時の会場写真に加えて、あらたに収集物の撮影も行われ、アーキヴィストとして柳本氏自ら作成し残した主要なファイルからもその一部が集録されています。

また、生前、柳本氏と親交のあった方々による寄稿文や氏のレクチャー「アーカイブ個人編集論」なども集録。

柳本氏のアーキヴィストとしての収集・整理・編集などの活動が改めて一望できる一冊となっています。

記録集掲載写真より

PHOTO:Nacasa&PartnersInc

PHOTO:小川真輝

PHOTO:小川真輝

柳本浩市 プロフィール

PHOTO:永禮賢

1969年山梨県生まれ。幼少のころ、植草甚一に影響を受けてジャズと古本に目覚め、小学1年生からアメリカ文化に没入し、古着や家具などの収集を開始。ただ収集するだけでなく収集物を独 自の視点で再編集し社会背景と照らし合わせて再定義した。マーケティング、セールス・プロモーションなどに関わる会社員時代を経て、2002年にGlyph.を起業。自社の商品開発や出版事業からスタートし、後にKDDIのリテールサービス事業や代官山蔦屋書店のアドバイザーなど大手企業の商品開発やブランド戦略アドバイザー、行政の地方創生事業などのプロジェクト・マネジメントに携わる。並行して多くの雑誌の特集監修や執筆なども行った。また飲み会「リアル中西」を主宰し、SNS時代における人的ネットワークの構築を実践した。著書に、社会とデザインの関係性を考察した『DESIGN=SOCIAL』(ワークス・コーポレー ション)、新しいメディアの創出を提案した『共創がメディアを変える』(中村堂)などがある。

書籍名称 『柳本浩市 ARCHIVIST』記録集
刊行日 2022年4月4日(月)
仕様 B5判変形(W188mm×H232mm×D25mm))
総256頁(4c・224頁 1c・32頁)
コデックス装
著者 柳本浩市展実行委員会、柳本浩市
発行 柳本浩市展実行委員会
価格 4,400円(税込)
取り扱い店舗 Playmountain)
DELFONICS 大阪)
Smith 各店)
BATHHOUSE SHIBUYA)
BATHHOUSE DAZAIFU)
BATHHOUSE NAGOYA)
CIBONE、他

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