【石川】国立工芸館にて「こどもとおとなの自由研究 工芸の〇△□✕展」が開催されます!

日本の工芸文化の発信拠点である国立工芸館にて、夏休みの鑑賞にぴったりな企画展が開催されます!

展覧会のポイント

●身近なかたちのフレーミングだから気軽にはじまる「あった」や「見つけた」。
 美術館ビギナーのちびっ子ちゃんから大人まで、リラックスできる鑑賞体験を。

●○△□✕に集約された工芸の歴史や物理化学的特性、そして作家の想い。
 学校の課題のヒント探しはもちろん、学びの楽しさを大人の方にも。

●紙とデジタルのセルフガイドで“自由研究”を深めよう。
 小学生以下には工芸館オリジナル「ジロメガネ」をプレゼント(先着1,000名)。

赤地友哉《曲輪造彩紅盛器》1960年  東京国立近代美術館蔵 撮影 斎城卓

○に△、□に✕。

もっとも基本的な図形や記号として、日頃から見慣れ、使い慣れたイメージではないでしょうか。

工芸を観察すると、ここでも実にさまざまな○や△、□や✕に出合います。たとえば曲輪造りの盛器。ガラスピッチャーのシャープな注ぎ口。サイズ、用途も豊富な箱。素材のしなやかさを頼みに、たわめ、ギリギリの力加減で組み合った状況が並ぶ籠目など、いずれも使い手と作り手双方が描く「こうしたい」と願うイメージを実現するために、それもより善く、さらなるカッコイイを目指した結果、浮かび上がった〇△□✕です。

川口淳《Box-Pandora》1994年  東京国立近代美術館蔵 撮影 斎城卓

四谷シモン《解剖学の少年》(部分)1983年  東京国立近代美術館蔵  撮影 斎城卓

工芸をめぐる数々の秘密を○△□✕のフレームを通して読み解くこと。それがこの夏、工芸館から皆さんに送られるミッションです。

子どもと大人がそれぞれのペースで、あるいは力をあわせて、このミッションに挑戦してみませんか?

イベント名称 こどもとおとなの自由研究 工芸の〇△□✕展
開催期間2022年7月5日(火)- 2022年9月4日(日)
開館時間9:30 - 17:30
※入館時間は閉館30分前まで 
休館日月曜日(ただし7月18日は開館)、7月19日(火) 
会場国立工芸館(石川県金沢市出羽町3-2) 
チケット事前予約あり(日時指定券) 
観覧料一般  300円(250円)
大学生 150円( 70円)
※( )内は20名以上の団体料金および割引料金
※いずれも消費税込 
主催東京国立近代美術館 
夜間開館2022年7月8日(金)-8月13日(土)の毎週金曜および
土曜は20:00まで開館 ※入館時間は閉館30分前まで 
展覧会詳細https://www.momat.go.jp/cg/exhibition/independent-study-for-kids-and-adults/ 

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