【大阪】ひも解く民藝のいまとこれから「民藝 MINGEIー美は暮らしのなかにある」が開催されます!

2022年に開館し、近現代美術ファンから、現代的なブラックキューブの建物と空間デザインに魅了される若年層まで、幅広い人気を集めている大阪中之島美術館

今夏、同館で初となる、「民藝」についての展覧会が開催されます。


約100年前に思想家・柳宗悦が説いた民衆的工藝、「民藝」

日々の生活のなかにある美を慈しみ、素材や作り手に思いを寄せる、この「民藝」のコンセプトはいま改めて必要とされ、私たちの暮らしに身近なものとなりつつあります。

今回の企画展では、民藝について「衣・食・住」をテーマにひも解き、暮らしで用いられてきた美しい民藝の品々約150件が展示されます。

また、いまに続く民藝の産地を訪ね、そこで働く作り手と、受け継がれている手仕事の紹介も行われます。

スリップウェア鶏文鉢 イギリス 18世紀後半 日本民藝館蔵 Photo: Yuki Ogawa

小鹿田焼(大分) Photo: Yuki Ogawa

さらに、昨夏までセレクトショップBEAMSのディレクターとして長く活躍し、現在の民藝ブームに大きな役割を果たしてきたテリー・エリス/北村恵子(MOGI Folk Art ディレクター)による、現代のライフスタイルと民藝を融合したインスタレーションも見どころのひとつです。

柳が説いた生活の中の美、民藝とは何か、そのひろがりと今、そしてこれからを展望する展覧会です。

イベント名称民藝 MINGEI―美は暮らしのなかにある
開催期間2023年7月8日(土)〜9月18日(月・祝)
(10:00-17:00 入場は16:30まで)
会場大阪中之島美術館 4F展示室
大阪府大阪市北区中之島4-3-1
休館日月曜日(7/17、9/18は開館)
入場料一般1,700円/高大生1,300円/中学生以下は無料
展覧会URLhttps://mingei-kurashi.exhibit.jp/
問い合わせ大阪市総合コールセンター
06-4301-7285

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