【東京】美しい生活デザインを100 脚の椅子から覗く旅。ODA COLLECTION「椅子とめぐる20世紀のデザイン展」開催!
アール・ヌーヴォー、バウハウス、ミッド・センチュリー、イタリアン・モダンまで、20世紀100年におけるデザインの変遷を、椅子研究家の織田憲嗣(おだ・のりつぐ)氏のコレクションから厳選した100脚の名作椅子を案内役にしてたどる「椅子とめぐる20 世紀のデザイン展」が日本橋高島屋S.C.にて開催されています。
優れたデザインが生まれる時、そこには時代の社会性や人々の暮らしが密接に関係しています。
美しい形状や驚きの内側には、よりよい未来を描こうとするデザイナーの情熱が詰まっています。
時代を作り、また今も変わらず光を放ち続ける、時代を超越した「名品」たち。
使う人々に幸せをもたらすそれらは、人の営みから生まれた、「美しい生活デザイン」です。
今回の展覧会では、食器、インテリア製品、キッチン用品、家電製品、事務用機器などもまじえながら、デザインと生活の関係性について解き明かしていきます。
見どころ
1.100脚の名作椅子を一堂に
椅子のデザインには、その時代の精神や科学技術の進展が反映されています。
20世紀100年のデザインの変遷を年代順に概観し、実物を見て感じとることができます。
チェア「ヒル・ハウス」 チャールズ・レニー・マッキントッシュ
1902 撮影:Kentauros Yasunaga
2.器やキッチン用品、家電製品まで、幅広い生活デザイン
暮らしに身近なモノの美しいデザインからは、それぞれの時代の空気が伝わってきます。
食器シリーズ「TAC」 ヴァルター・グロピウス/ルイス・A・マクミレン 1968
撮影:Kentauros Yasunaga
3.時代を象徴する5つの部屋
名作椅子と家具、食器などの小物、照明をコーディネートして展示。
映像や音楽も交えながら、その時代のデザインと暮らしを感じることができます。
デスク・ランプ「ブリッツ」 フランチェスコ・トラブッコ 1969 撮影:大塚友記憲
4.名作椅子の体験コーナーとミニシアター
名作椅子に座ることのできるコーナーでは、ぜひ座り心地を比べて楽しんでください。
ミニシアターでは、名作椅子のある暮らしが日本と北欧の2作品で紹介されます。
イベント名称 | 椅子とめぐる20世紀のデザイン展 |
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開催期間 | 2024年2月29日(木)~3月18日(月) 午前10時30分~午後7時(午後7時30分閉場) ※最終日3月18日(月)は午後5時30分まで(午後6時閉場) |
会場 | 日本橋高島屋S.C. 本館8階ホール |
入場料 | 一般1,200円、大学・高校生1,000円、中学生以下無料 |
主催 | 椅子とめぐる20世紀のデザイン展実行委員会 |
特別協力 | 織田憲嗣(東海大学名誉教授)/ 北海道東川町 |
協力 | 織田コレクション協力会/旭川家具工業協同組合/インターオフィス/オゼキ/ハーマンミラー/フリッツ・ハンセン/フロス/ヤマギワ /ルイスポールセン |
企画協力 | ジェイアール東海エージェンシー |
巡回予定 | 大阪高島屋 7階グランドホール 2024年3月27日(水)→ 4月14日(日) ジェイアール名古屋タカシマヤ 10階特設会場 2024年4月18日(木)→5月5日(日・祝) |
WEBサイト | https://www.takashimaya.co.jp/store/special/20thcenturychair/index.html |
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