【東京】民藝を「衣・食・住」でひも解く。「民藝 MINGEIー美は暮らしのなかにある」が開催されます!
約100年前に思想家・柳宗悦が説いた民衆的工藝、「民藝」。
日々の生活のなかにある美を慈しみ、素材や作り手に思いを寄せる、この「民藝」のコンセプトはいま改めて必要とされ、私たちの暮らしに身近なものとなりつつあります。
柳宗悦 1936年撮影 ©朝日新聞社
日本民藝館「生活展」会場写真 1941年
国内のみならず世界各地に目を向け、名も無き作り手たちが生み出す日用品にこそ「美」が宿る、と見出した柳宗悦の眼。
今回の企画展では、民藝について「衣・食・住」をテーマにひも解き、細やかな手仕事が施された刺し子の着物や素朴な味わいにあふれる器など、暮らしで用いられてきた美しい民藝の名品約150件が展示されます。
スリップウェア鶏文鉢 イギリス 18世紀後半 日本民藝館蔵 Photo: Yuki Ogawa
波に鶴文夜着 江戸~明治時代 19世紀 静岡市立芹沢銈介美術館蔵
小鹿田焼(大分、現代作:坂本工窯、坂本浩二窯) Photo: Yuki Ogawa
さらに、2022年夏までセレクトショップBEAMSのディレクターとして長く活躍し、現在の民藝ブームに大きな役割を果たしてきたテリー・エリス/北村恵子(MOGI Folk Art ディレクター)による、現代のライフスタイルと民藝を融合したインスタレーションも見どころのひとつです。
MOGI Folk Art ディレクターのテリー・エリスと北村恵子 Photo: Yuki Ogawa
柳が説いた生活の中の美、民藝とは何か、そのひろがりと今、そしてこれからを展望する展覧会です。
イベント名称 | 民藝 MINGEI―美は暮らしのなかにある |
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開催期間 | 2024年4月24日(水)〜6月30日(日) 10:00-18:00(入場は17:30まで) |
会場 | 世田谷美術館 1、2F展示室 〒157-0075 世田谷区砧公園1-2 |
休館日 | 月曜日(ただし4/29(月・祝)、5/6(月・祝)は開館、5/7(火)は休館) |
料金 | 一般 1,700円ほか |
主催 | 世田谷美術館(公益財団法人せたがや文化財団)、朝日新聞社、東映 |
後援 | 世田谷区、世田谷区教育委員会 |
協賛 | TOPPAN |
特別協力 | 日本民藝館 |
協力 | 静岡市立芹沢銈介美術館、カトーレック |
会場公式サイト | https://www.setagayaartmuseum.or.jp/ |
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