【東京】現代に必要な「控えめな創造力」の原点と現在地を探る企画展「PROGETTAZIONE イタリアから日本へ 明日を耕す控えめな創造力」がデザインハブで開催されています!
プロジェッタツィオーネ(Progettazione =「プロジェクトを考えて実践すること」)とは、英語の「Design」という用語が一般的でなかった第二次世界大戦後のイタリアで円熟したデザイン哲学・方法論のこと。
それは、消費主義社会において企業の利益を追求するためのデザインとは異なり、社会性のある創造と市民全般への教育を使命とする倫理性に富んだものでした。
二部構成となっている今回の企画展第一部では、1990年代のイタリアでprogettazioneの巨匠アキッレ・カスティリオーニ、エンツォ・マーリらから直接学び、それを故郷である長崎県小浜町に忠実に移植し開花させた城谷耕生氏の仕事と暮らしを通して、progettazione の核心である「控えめな創造力」を紐解きます。
第二部では、地域に生きる人間や自然を中心に据えて創造力を発揮する愛知県常滑市、奈良県生駒市、石川県奥能登、福井県福井市の4組の活動に注目。
時代と場所を超え progettazione と本質的な相似形を持つ彼らの活動を通して、これから私たちの生きる時代に求められている創造力の在り方について考えます。
関連イベント
■ギャラリートーク「じわじわ変わる-小さなデザインの教室XSCHOOLから」
日時:4月14日(日) 15:00-17:00
定員:80名
参加費:無料
実施主体:XSCHOOL
出展者(プログラムディレクター・受講生)によるギャラリートーク。展示内容を解説しながら「じわじわ変わる」をキーワードに、XSCHOOLの取り組みをひもとく。物販もあり。
登壇者:原田祐馬・多田智美・内田友紀・坂田守史(以上プログラムディレクター)、白井瞭(2020年度コントリビュートディレクター)、髙橋要(ノカテ/2019年メンター)、黒田悠生(トンカンテラス/2019、20年受講)、田嶋宏行(RESILIENCE PLAYGROUND/2018、20年受講)ほか
申し込み:https://peatix.com/event/3883274/view
■「チロル堂とプロジェッティスタ展示から読み解く、プロジェクトのはじめかた、進めかた」
日時:4月27日(土) 14:00–16:00
定員:80名
参加費:お任せ*(チロル堂のホームページよりチロって下さい。https://tyrol.tyroldo.com/)
実施主体:アトリエe.f.t. ・一般社団法人無限・合同会社オフィスキャンプ
チロル堂を創設した面々が集まり、本展示を通して見えてきた、チロル堂的プロジェクトのはじめかた、進めかたを語る。
登壇者:坂本大佑、吉田田タカシ、馬場恵子
申し込み:https://peatix.com/event/3884090/view
イベント名称 | 東京ミッドタウン・デザインハブ第107回企画展 PROGETTAZIONE (プロジェッタツィオーネ) イタリアから日本へ明日を耕す控えめな創造力」 |
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開催期間 | 2024年3月22日(金)- 5月6日(月・休) 11:00-19:00 会期中無休・入場無料 |
会場 | 東京ミッドタウン・デザインハブ 東京都港区赤坂9-7-1 ミッドタウン・タワー5F |
主催 | 東京ミッドタウン・デザインハブ |
共催 | 「PROGETTAZIONE」展実行委員会(オク・ウンヒ、川浪寛朗、多木陽介、田代かおる、谷口真佐子、 古庄悠泰、諸山朗、諸山岳志、山崎超祟) |
運営 | 公益財団法人日本デザイン振興会 |
企画展WEBサイト | https://www.designhub.jp/exhibitions/progettazione2024 |
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