【山梨】日本屈指の”ハタオリマチ”から、織物文化を楽しく学べる教科書「ハタオリ学」が発行されました!

1,000年以上前の平安時代から織物の名産地として広く知られ、現在も多くのファクトリーブランドが集積する"ハタオリマチ"である富士吉田市。

▼しゃかいか!編集部でも何度も取材に行かせていただきました!

その富士吉田市にて、2024年3月、織物を楽しく学べる教科書『ハタオリ学』が完成しました!

『ハタオリ学』は「地域に根ざしたハタオリから、この街独自の面白さやそこから生まれる可能性に気がつくきっかけになれば」という、地元の織物職人さんたちによって発案され、「ふるさと納税クラウドファンディング」の一部も活用して製作されたもの。

富士吉田市のルーツなどを織物の視点から捉え、歴史学、地理学、民俗学、音楽・文学、社会学、人類学、機械工学、染色化学、経済学などの学問として再構築することで、さまざまな「学びの入口」が用意されています。

専門的な分野については、ふじさんミュージアムや山梨県産業技術センター繊維技術部など、それぞれの専門家によるチェックが行われており、調べ学習や夏休みの⾃由研究にも対応できる内容とのこと。

市立図書館の蔵書として市民に広く貸し出されるほか、市内の小中高校への寄贈、高校生が地域の課題解決について考える授業「富士山学」や、小中学生がふるさとについて体系的に学ぶ「富士山学習」の教材としても使用される予定。

『ハタオリ学』を20ページにまとめたミニブックも併せて作成され、毎月第3土曜日に開催している織物工場の見学会「オープンファクトリー(https://hatajirushi.jp/factory-shops-open)」などで配布される予定とのことですので、こちらも是非ご参加ください。

『ハタオリ学』は、5月16日(木)より一般向けにもオンラインでの販売がスタート。

ハタオリマチ富士吉田の誇る織物文化を次世代へつなぎたいという職人の思いから生まれた一冊。

興味のある方はぜひこの機会にお買い求めください。

書籍名称「ハタオリ学」
販売日2024年5月16日(木)
サイズB5判 上製本 160 ページ
発行部数3,000 部
販売価格3,960円(税込)
販売場所オンライン、ハタオリマチ案内所など
発行元富士吉田織物協同組合
編著高須賀 活良
編集・デザイン株式会社トリッキー
WEBサイトhttps://hatajirushi.jp/
ECサイトhttps://hatajirushi.official.ec/

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