【岐阜】石徹白洋品店のギャラリー企画「未来を拓く民衣 〜渋澤民俗学から学んだこと〜」10月末まで開催予定
岐阜県郡上市にある、縄文時代から続く標高700メートルの小さな山間集落・石徹白。
石徹白洋品店は、そこで農作業用として継承されているほとんど布に無駄のない直線裁断の服を復刻させ、『用の美』と『造形美』、そしてそこに宿る精神性を次の世代に伝えていくためのものづくりを日々続けています。
石徹白は豪雪地帯のため、11月〜4月の間、同店は休業。ベストシーズンである4月末から10月末までの半年間のみ本店を営業しています。
毎年営業期間中にギャラリー展示が実施されており、今年は「未来を拓く民衣 〜渋澤民俗学から学んだこと〜」と題した展示が行われています。
渋澤民俗学とは渋澤栄一氏の後継者であった渋沢敬三(1896-1963)、宮本常一(1907-1981)、そして渋澤寿一(1952-)の3人に通ずる民俗学へのスタンスに感銘を受け共感した石徹白洋品店がつくった言葉。
多様で豊かな日本の風土と暮らしを失わぬよう尽力してきた3人に通じる精神性や民俗学へのスタンスについて、石徹白洋品店の考えるところが展示されています。
また、7月14日には渋澤寿一氏の新刊「森と算盤」が今年5月末に出版されたことを記念して以下のトークイベントも開催されます。
2024年の会期は10月末までとなりますので、ぜひ足を運んでみてください。
■渋澤寿一氏 「森と算盤」出版記念トークイベント概要
日時:2024年7月14日(日)
トークイベント15:00開場15:30開始17:30まで 交流会18:00開始20:00終了予定
会場:石徹白洋品店本店(岐阜県郡上市白鳥町石徹白65-18)
参加費:トークイベント 3,000円(「森と算盤」一冊込み)交流会 3,000円
お申し込み https://itoshiro.org/products/talkevent20240714
イベント名称 | 未来を拓く民衣 〜渋澤民俗学から学んだこと〜 |
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開催期間 | 2024年10月末まで 完全予約制での営業となりますので、下記リンク先よりご予約をお願いいたします。 予約お申し込み https://itoshiro.org/products/reservation2024 |
会場 | 石徹白洋品店本店 岐阜県郡上市白鳥町石徹白65-18 |
WEBサイト | https://itoshiro.org/ |
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