【福井】山次製紙所が『浮き紙デザイン展』をRENEWにて開催。オリジナル手漉き和紙「浮き紙」のデザインを公募中!

1300年の歴史を持つ和紙の里、福井県越前市にある手漉き和紙工房 山次製紙所が、オリジナル和紙「浮き紙」のデザインの公募を行なっています。

審査により選ばれたデザインは、浮き紙に仕上げ、2024年11月1日(金)〜3日(日)に福井県で行われる工場見学イベント「RENEW」開催中に展示が行われます。

浮き紙®️とは?

表面にシャープな凹凸ができる、山次製紙所が独自に開発した和紙。

半立体に漉き上がるため陰影を生かした表現ができ、くっきりとした凹凸にすることで触れて楽しめる素材に仕上がります。

平面で作成するグラフィックデザインを、浮き立つように半立体的に再現できるのが魅力。

元々は壁紙に使われることの多かった浮き紙ですが、より多くの方の生活に取り入れていただきたいという想いから日用品へ展開したり、OEMでの製造を請け負ったりしています。

原料から手作業でつくるアナログな紙をデジタルの技術と掛け合わせて、現代でも楽しめるように。

150年以上受け継いできた手漉き和紙の技術を生かしながら、新しい技法の開発を行なった背景には、そうした思いがありました。

2020年に「浮き紙」として商標登録。

デザイン公募への思い

グラフィックデザインにより柄を作れる特性を生かし、現代のデザイナーやクリエイターと新しく面白いものを作ることで、手漉き和紙の新しい文化を築いていきたい。そんな思いから、今回のデザイン展が開催されることになったそう。

かつては日常であたりまえに使われていた和紙を、現代のあたりまえにしたいと考え、少しでも多くの方に和紙に触れていただく機会を作りたいという山次製紙所。

この機会に、ぜひみなさんの考えたデザインを応募してみてください。

▼越前和紙産地への訪問ブログはこちらから!

企画名称『浮き紙デザイン展』デザイン募集
応募締め切り2024年8月15日(木)
選考作品発表2024年9月2日(月)
賞金最優秀賞 5万円
審査員賞 1万円(審査員が1作品ずつ選出します)
展示日時:2024年11月1日(金)〜11月3日(日)
会場:山次製紙所 工房横
〒915-0234 福井県越前市大滝町29-5
詳細https://yamatsugi-seishi.com/information/ukigami_design_exhibition/

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