2025年02月25日

大阪・関西万博公式キャラクター・ミャクミャクを日本の工芸で表現！中川政七商店が発売

2025年4月13日からはじまる大阪・関西万博。

中川政七商店が、大阪・関西万博の公式キャラクター「ミャクミャク」と日本の工芸をコラボレーションした商品を発売することを発表しました。2025大阪・関西万博公式ライセンス商品の第一弾として発売するのは、ミャクミャクを日本の工芸で表現したオブジェ4種。佐賀県の磁器・鍋島焼や愛媛県の手漉き和紙、千葉県九十九里の硝子など、細胞と水がひとつになり誕生したふしぎな生き物・ミャクミャクから着想を得て、「水」にまつわる素材やデザインが取り入れられています。

超絶技巧の手描き水紋、「鍋島焼のミャクミャク」

鍋島焼のミャクミャク（作り手：鍋島焼窯元「虎仙窯」）

サイズ：本体高さ25cm+台座高さ2.5cm、税込価格：550,000円

様々な水の文様をすべて手描きで表現した、超絶技巧のミャクミャク。作り手は、佐賀県伊万里市の鍋島焼窯元「虎仙窯」。1つの型では作れない複雑なミャクミャクの形を9つの型に分け、50年以上の実績をもつ熟練の職人が精巧に再現。美しい磁器のボディに、穏やかな波の流れを感じさせる「青海波」や渦を巻くように力強く広がる「蛸唐草」、水中を魚が泳ぐような「鱗」のそれぞれの文様が、一筆一筆、職人の手によって丁寧に描き出されています。

手漉き和紙×3D技術で進化する、「手漉き和紙のミャクミャク」

手漉き和紙のミャクミャク（作り手：和紙工房「りくう」）　

サイズ：高さ20cm+台座高さ2cm、税込価格：77,000円

伝統的な手漉き和紙と、近代的な3D技術が融合したミャクミャク。作り手は、愛媛県西予市の和紙工房「りくう」。3Dモデリング技術を活かして成型した立体のボディに、ひとつずつ手で和紙を漉いてミャクミャクを形作られています。漉く、叩く、洗う。和紙づくりのほぼすべての工程に欠かせない清らかな水。その水の恵みから生まれた和紙が、ミャクミャクの柔らかな質感と温もり、光を受けて変わる美しい陰影を生み出します。眺めるたびに愛着が深まる、繊細な表情のミャクミャクです。

職人の感覚が導く、唯一無二の「硝子のミャクミャク」

硝子のミャクミャク　（作り手：ガラスメーカー「菅原工芸硝子」）

サイズ：高さ15cm+台座高さ2cm、税込価格：192,500円

硝子で作った、水のように美しい透明感をもつミャクミャク。作り手は、千葉県九十九里のガラスメーカー「菅原工芸硝子」。高温の炉で溶かしたガラスの塊を、何度も温め直しながら伸ばし、曲げ、型を使わずに職人の感覚だけでユニークなミャクミャクの姿を形作ります。大小さまざまなミャクミャクの目玉は、小さなガラスの塊を一つひとつボディに付けて仕上げたもの。熟練の職人にしか成しえない超絶技と、ガラスならではの柔らかな丸み、ぽってりとしたフォルム。手仕事の“ゆらぎ”が生み出す、一つとして同じ形のない、唯一無二の存在感が魅力です。

柔らかい金属が力強く輝く、「錫のミャクミャク」

錫のミャクミャク（作り手：鋳物メーカー「能作」）

サイズ：高さ10cm+台座高さ1.5cm、価税込格：49,500円

流れる水のように柔らかい、錫の特性をいかして生まれたミャクミャク。作り手は、富山県高岡市の鋳物メーカー「能作」。錫を溶かし、瞬時に型へ流し込むことでミャクミャクが形作られます。鋳物ならではのなめらかな質感と、金属ならではの力強い存在感。ミャクミャクの体に流れるしずくまで、繊細に美しく表現されています。錆びにくく、朽ちにくい錫は縁起がよいとされており、福を招くミャクミャクとして飾っていただけます。