【奈良】仏教・神道美術の国宝が集結!奈良国立博物館で『超 国宝―祈りのかがやき―』開催中(~6/15まで)

この展覧会を見ずして、仏教・神道美術は語れない!―そんな伝説的とも言える展覧会『超 国宝―祈りのかがやき―』が、奈良国立博物館で2025年6月15日(日)まで開催しています。

本展は、今年で開館130周年を迎える奈良国立博物館の記念特別展として、奈良博や奈良の歴史に関わりの深い国宝を中心に、未来の国宝ともいうべき重要作品など、日本が世界に誇る名品の数々が展示されます。

仏教・神道美術に特化した、奈良博ならではの国宝展

出展されるのは、国宝全1,137件(※)のうち約1割にあたる約110件。これに重要文化財などの展示も加わり、仏教・神道美術に特化した約140件が集まります。ふだんは全国各地の寺社や博物館にあるこれらの名品が奈良に集う、まさに「奇跡」のような機会です。 ※令和7年4月1日時点

会場では、奈良・法隆寺の観音菩薩立像(百済観音)をはじめ、これまでほとんど人の目に触れることなく伝えられてきた神々の至宝や、奈良を中心とした神社にゆかりの名宝を間近にみることができます。前期(4月19日~5月18日)と後期(5月20日~6月15日)で出展作品の入れ替えもあるので、どちらも見逃せません。

国宝 観音菩薩立像(百済観音) 飛鳥時代・7世紀 奈良・法隆寺
国宝 金亀舎利塔 鎌倉時代・13世紀 奈良・唐招提寺
国宝 七支刀 古墳時代・4世紀 奈良・石上神宮

世界に誇る日本の『国宝』を次の時代へ

印象的なタイトル『超 国宝』という言葉には、日本の歴史・文化を代表するとびきり優れた宝という意味とともに、時代を超え先人たちから伝えられた祈りやこの国の文化を継承する人々の心もまた、かけがえのない宝であるという思いが込められています。

時代を越えて大切に受け継がれてきた名品を前に、いま、私たちはなにを想うのか――。

そんな問いを胸に、日本の美に向き合う時間を過ごしてみませんか?

イベント名称奈良国立博物館 開館130年記念特別展『超 国宝―祈りのかがやき―』
会場奈良国立博物館 東・西新館(奈良県奈良市登大路町50番地)
会期令和7年(2025)4月19日(土)~6月15日(日)

前期展示:4月19日(土)~5月18日(日)
後期展示:5月20日(火)~6月15日(日)
※会期中、一部の作品は展示替えを行います。
開館時間午前9時30分~午後5時 ※入館は閉館の30分前まで
休館日毎週月曜日、5月7日(水)
※ただし、4月28日(月)、5月5日(月・祝)は開館
公式サイトhttps://oh-kokuho2025.jp

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