【滋賀】67年ぶりの復活！「びわ湖疏水船」の秋季運航が実施されています！

明治150年の節目となる平成30年3月に、67年ぶりの復活をした「びわ湖疏水船」。

多くの人々が明治の偉業に思いを馳せる疏水船を楽しんだ春季運航に続き、秋季運航が11月28日まで実施されています。

琵琶湖疏水とは、衰退していく明治維新後の京都を復興させようと、琵琶湖の湖水を京都へ流し産業の振興を図るために作られた水路のこと。

琵琶湖疏水の発展により電力や水源を安定して確保できるようになった京都は、近代化を進め、古都としての活気を取り戻していきました。

平成19年には近代化産業遺産として認定されるなど、琵琶湖疏水とその関連施設は、「京都における近代化の象徴」である遺産として、高く評価されています。

  約7.8Ｋｍにおよぶ第一琵琶湖疏水。

そのところどころに待ち構えるトンネルの入口には、伊藤博文や山県有朋など、明治を代表する政治家らが揮毫した歴史的にも貴重な「扁額（へんがく）」と呼ばれる石の額が掲げられています。また、各洞門のデザインも個性があり、当時の匠たちのこだわりを感じることができます。

沿線の秋の景色と共に明治への思いを馳せながら、しばしの船旅を楽しんでみてはいかがでしょうか。