【熊本】国産竹箸メーカーのヤマチクから九州北部豪雨復旧支援商品「相合箸」発売中

熊本県南関町にて、1963年の創業以来半世紀にわたって「竹」の素材を生かす製品づくりに取り組んできたヤマチク。

2023年7月に九州北部を襲った豪雨で被害を受けた地域の復興を願い、支援商品として「相合箸」を販売しています。

購入ページ：https://yamachiku.stores.jp/items/5f27eb3bd7e1d81b03dedc4d

「相合箸」は2020年7月に起こった熊本豪雨災害の際に一般社団法人BRIDGE KUMAMOTOと連携してつくられたもの。今回は売り上げ金額の全額が災害復旧支援のために寄付されるとのことです。

2023年九州北部豪雨

2023年7月10日未明に線状降水帯が複数発生した九州北部は記録的な大雨となり、各地で土砂災害や浸水、河川氾濫による被害が確認されています。各地のものづくり現場にも大きな被害が発生しています。

「相合箸」の色に込められた思い

【赤】

BRIDGE KUMAMOTO®のメインカラーである赤。もともとは、2016年の熊本地震で崩落した阿蘇大橋をイメージした色です。 赤い“BRIDGE”で、被災地とみなさま、熊本と県外、および海外をつなぐことを象徴しています。また、「社会課題とクリエイターをつなぐ」という意味を持ちます。 県外で熊本のことを思う人々と県内で尽力するボランティアを「はしわたし」する1膳です。

【黒】

熊本駅と人吉駅の間を運行するSL人吉。日本で最も古い現役の蒸気機関車がけん引する列車で、人吉市を代表する観光地として愛されてきました。しかし、熊本豪雨により複数箇所で橋梁の流出等が発生し、7月4日より当面の間、運転が見合わせに。 「球磨川沿いをまたSLが走ることができるように」と願いを込めて、蒸気機関車をイメージした黒に塗りあげました。